Archive for 9月 2016

「海洋工学の基礎と未来」開講式

9月29日、メディアセンター(メディアホール)にて、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)と八戸工業大学との連携人材育成事業による、「海洋工学の基礎と未来」の開講式が行われました。


最初に、主催者として、私とJAMSTECの東 垣 理事が挨拶しました。
また、来賓挨拶を、青森県知事の代理で青森県三八地域県民局長 武田志郎様、八戸市長  小林 眞 様、国立研究開発法人海洋研究開発機構研究成果活用促進八戸市議会議員連盟 会長坂本 美洋 様、の3名の方に、さらに講師のJAMSTEC特任参事堀田平様より挨拶をいただきました。
 

 
海洋技術者の育成は、海に囲まれた日本では重要な課題です。ここ、八戸も海に育てられてきたまちです。海の恵みによって、くらしや産業が営まれてきています。多くの学生が、海洋に関心を持って、海洋を学んでくれることを期待しています。
2016年9月30日金曜日

9月、学位記授与式が行われました。

9月29日、システム情報工学科の宮野君の学位記授与式が行われました。
大会議室に集まった多くの教職員の拍手で、宮野君とご両親が迎えられました。


私から、学位記を渡し、式辞を述べさせていただきました。
これまで、きっといろんな困難があったと思いますが、よく努力され学位を取得されました。おめでとうございます。


学生時代もそうであったように、社会に出ても難しい課題に出くわすと思います。
その課題を乗り越えることも、自分を成長させることに役立つことと思います。
自分自身を信じて、自分を成長させてください。

宮野君のこれからがすばらしい人生であることを祈って、拍手をお送りします。

日本技術士会東北本部青森県支部との協定締結式

本日、日本技術士会東北本部青森県支部(以下、技術士会)との連携・協力に関する協定締結をさせていただきました。

技術士会の八木橋実支部長はじめ、馬渡副委員長、山田企画委員長、相田広報委員長、池本継続研鑽委員長を本学にお招きし、午後から協定書締結式を行いました。
 
 


技術士会との交流には、これまで本学の熊谷浩二、阿波稔教授がサポートされて実施してきた八戸工業大学セミナーがあります。すでに、平成27年度で12回になると伺っています。

技術者のみなさんの継続教育の一環として、地域が抱える種々の課題から一般的な教養に関するテーマまで勉強されてきています。技術士会のみなさんと本学担当教職員の努力の成果と受け止め、関係者に感謝申し上げます。


 
 

今回の協定締結は、このような活動を両組織間の公式行事と受け止め、、相互が研修会、講演会、共同研究などを通して地域の発展のために、より一層緊密に連携しようとするものです。

実は、「技術士」は、JABEE日本技術者教育認定機構から認定を受けている学科・コースの卒業生は、手続きを経て「技術士補」となっており、高度でありながら八戸工業大学では身近な資格です。

今回の協定締結を機会に、より深い交流を通し、地域の発展に貢献したいと考えております。引き続きのご指導、ご協力をお願いします。
2016年9月26日月曜日

姉妹校の瀋陽工業大学を訪問してきました。

中国、瀋陽市にある瀋陽工業大学を訪問してきました。

学長就任挨拶と交流協定署名式に出席するためです。
写真は、張鉄岩学長との署名式です。


およそ30年になる瀋陽工業大学の交流は、留学生受け入れ、教員の海外研修受け入れ、講演会など多くの交流が行われてきています。今年8月も本学学生が渡辺武秀先生の指導を受けながら、瀋陽工業大学で語学研修をさせていただきました。
これからの交流について話し合い、互いに教育、研究活動を通して交流を続けていくこととしました。
 

 本学に留学し、いまは瀋陽工業大学で活躍しているみなさんにも久しぶりにお会いしました。王海軍、付景順,張軍、趙文輝のみなさんです。
なつかしいお二人の元学長、王爾智、王成元先生にもお会いしました。
下の写真は、右から王海軍、付景順,王爾智、王成元、張軍、趙文輝のみなさんです。



大学では、電気工学科と図書館を見学させていただきました。
電気工学科では日本の電通大と共同開発している福祉ロボットの研究室を見学させていただきました。移動に便利なロボットがいろいろ研究されていました。
 
 
図書館では、数階にわたる広大な自習室を見学させていただきました。学生たちの平均自習時間は約4時間だそうです。


 私にとっては5年ぶりの瀋陽ですが、大きく発展しています。
高層ビル、高層マンション、地下鉄などの建設ラッシュです。
車が増え続けています。

 
学務部次長の小玉成人先生に同行いただきました。風力発電の研究をしています。中国でも風力発電が盛んです。この瀋陽工業大学との交流は、実は中国の風力発電研究者と、小玉成人先生の恩師の松坂知行先生との交流が始まりです。いいお話です。
下の写真は、東京駅を模して造ったと言われる瀋陽駅前の小生と小玉成人先生(左)
 
今回の訪問でも、瀋陽工業大学のみなさんに大変お世話になりました。体重が変わるほどの歓待を受けました。

私にとっては20年間、7回の訪問を通して大きな交流をさせていただいています。交流を支えてくれている皆さんに感謝しています。

2つの大学の交流が、さらに続くために努力したいと思います。

 
2016年9月25日日曜日

海外から研修生がやってきました。


海外から若い二人の研修生がやってきました。
文部科学省の「放射線利用技術等国際交流(研究者育成)事業」です。

アジア諸国の原子力研究者を受入れ、日本の原子力利用技術を研修する活動を通して国際交流する事業です。

 



915日(木)に2名の研修者が来学し、関係者にご挨拶されました。
研修期間は、今日から122日までです。

ひとりはSUGIANTO Ediさん(下の写真で、左から3人目)でインドネシアから来られ、電気電子システム学科 石山 俊彦教授 の研究室で研修をされます。

もう一人は、カザフスタンから来たBAIGOZHINA Azharさん(下の写真で右から4人目)です。こちらは機械情報技術学科の佐藤 学教授が主に指導されます。

 


2ヶ月半の八戸滞在です。
世代の近い私たちの学生とも交流され、本学の国際化にも一役買っていただければ幸いです。
いい研修をされて、八戸を楽しんでほしいと思います。
2016年9月15日木曜日

留学生研究成果中間報告会


99日、金曜日、学内のメディアセンター会議室で、新疆大学から留学してきている二人の研究成果中間報告会が行われました。
 
 
 

二人は、平成27年4月に入学され、今は博士後期課程2年生です。

最初に発表したのは機械・生物化学工学専攻の馬 東建さんです。
研究テーマは「食用菊健康機能の品種特性と神経細胞保護作用機構に関する研究」で、私たちが食べている2種類の菊に関する機能分析に関する実験的研究を報告してくれました。



次に発表されたのは、社会基盤工学専攻の劉 耘さんで、テーマは「公共交通に関する研究(モビリティについて都市間の比較等)」でした。交通計画や公共交通に関する多くの著書や論文を通して、モビリティに関する研究を行っているとのことでした。
 
 

二人の報告後、研究活動、研究内容に関する質疑が行われました。
いずれの研究も、新疆や中国でも重要なテーマで、帰国後、その成果を展開することが期待されています。

発表会のあとは、理事長にも出席いただき、市内で交流会が行われました。
八戸の生活のこと、新疆と八戸の違い、言葉のこと、食べ物のこと、飲み物のこと、話題は尽きませんでした。

山本忠先生、通訳、ありがとうございました。
若生豊先生、武山泰先生、引き続きのご指導、よろしくお願いします。
関係者の皆さん、これからも留学生の支援、よろしくお願いします。

3年間の留学ですから、残りは1年半です。
いい成果をあげて,博士号を取得されることを祈っています。

2016年9月14日水曜日

長谷川明 Akira HASEGAWA

八戸工業大学第10代学長。

青森県弘前市出身。教授、工学博士。専門は構造工学、橋梁工学など。

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