Archive for 2016
2016年12月30日金曜日
平成28年度 八戸工業大学産学官連携活動表彰式
優れた産学官活動を行った方々を表彰し、さらに活躍いただくための八戸工業大学産学官連携活動表彰式が、12月8日、大会議室で開催されました。
選考の結果、今回は、下記の2件が受賞されました。
産学官連携活動貢献賞
「自然観光資源調査及び地域と連携した奥入瀬渓流のブランドイメージ構築活動」
八戸工業大学工学部バイオ環境工学科 准教授 鮎川 恵理 氏
八戸工業大学感性デザイン学部感性デザイン学科 准教授 横溝 賢 氏
八戸工業大学感性デザイン学部感性デザイン学科 准教授 横溝 賢 氏
工業技術貢献賞
「伝統工法による文化財建造物保存活動」
株式会社 松本工務店 清水 栄作 氏
小生から表彰状を渡し、お祝いを述べさせていただいた後、受賞者からそれぞれの活動の紹介や苦労についてお話しいただきました。
八戸工業大学工学部バイオ環境工学科 准教授 鮎川 恵理 氏
八戸工業大学感性デザイン学部感性デザイン学科 准教授 横溝 賢 氏
株式会社 松本工務店 清水 栄作 氏
(八戸工業大学工学部建築工学科 平成9年3月卒業)
最後にみなさんで記念写真を撮り、今後の活躍をお願いしました。
2016年12月9日金曜日
日本私立大学協会70周年記念国際シンポジウムで
このシンポジウムは、本学も加わっている日本私立大学協会が、昭和21年(1946年)、終戦直後に創設されてから70年を迎えたことから、その記念行事として開かれたものです。
基調講演、学生セッション、各国学長セッションなどが行われました。
学生セッションでは、留学を体験した学生から、「量から質へ」に関する提案-1-6-1-が行われました。
留学成果を高めるため、1ヶ月の留学(たとえば夏休み)、6ヶ月の国内での学習(後期の授業や自学)、そして1ヶ月の留学(春休み)のプログラムを提案しました。
背景には、多くの学生が準備不足のまま留学し、regret(後悔)をした体験を持っているからです。また、連続した2ヶ月より、同じ2ヶ月であれば、1+6+1の方が成果は高いと説明していました。旅費がかかるんですが。
最初の1ヶ月は、後悔となる1ヶ月かもしれませんが、強いモチベーションづくりに重要なのかもしれません。
教育成果を高めるためには、このような体験に基づくモチベーションは重要と思います。
意見交換では、留学の成果を評価する意見とともに、その充実のための経済的支援を求める意見がありました。
各国学長セッションでは、韓国、モンゴル、タイ、台湾、インドネシア、およびベトナムの各国から、「国際交流の現状と10年後の展望」に関する意見交換が行われました。
人材のグローバル化のために、各国の現状と課題が説明され、本学の国際交流環境の現状と課題を考えさせられました。
2016年12月4日日曜日
復興道路の工事現場を見学しました。
土木建築工学科の4年生と一緒に、復興道路(三陸沿岸道路)の工事現場(担当:鹿島建設)を見学させてもらいました。岩手県の普代村から野田村までの区間です。この区間で、八戸工業大学と共同研究しているプレキャストボックスカルバート(担当:(株)技研)が建設されているからです。
最初に訪問した現場は、白井トンネル2058mです。
掘削先端の切り羽に入らしてもらい、そこで行われている建設機械、建設手順の説明を受けました。
次の現場は、共同研究の対象としているプレキャストボックスカルバートです。あらかじめ工場で作られたブロックを組み立てて、写真のような
道路横断施設を作っています。ちなみに製作工場は、おいらせ町で、下田から45号線で運んできています。
下の写真のように、曲線部、さか道などでも工夫して施工することができます。でも、下記は珍しい例です。
最後の現場では、クレーンで組み立てている状況を見学しました。
あわせて、隣のブロックと、どのように接合するのかも学習しました。
最初に訪問した現場は、白井トンネル2058mです。
掘削先端の切り羽に入らしてもらい、そこで行われている建設機械、建設手順の説明を受けました。
次の現場は、共同研究の対象としているプレキャストボックスカルバートです。あらかじめ工場で作られたブロックを組み立てて、写真のような
道路横断施設を作っています。ちなみに製作工場は、おいらせ町で、下田から45号線で運んできています。
下の写真のように、曲線部、さか道などでも工夫して施工することができます。でも、下記は珍しい例です。
現場で、工事担当者((株)技研)から丁寧な説明をいただきました。
最後の現場では、クレーンで組み立てている状況を見学しました。
あわせて、隣のブロックと、どのように接合するのかも学習しました。
参加学生の中には、卒業研究として、このプレキャストボックスカルバートの改善を研究しています。追って、学会などで研究成果が発表されます。
今回、お世話になった鹿島建設にも技研にも、八戸工業大学卒業生が活躍しています。ありがとうございました。
2016年11月29日火曜日
海外から来られた研修生が帰国します。
文部科学省の「放射線利用技術等国際交流(研究者育成)事業」で来られた二人です。六ヶ所村や、東通村などで、日本の原子力利用技術について研修した活動を報告されました。
上の写真、左はインドネシアから来られたSUGIANTO Ediさん、右はカザフスタンから来たBAIGOZHINA Azharさん。
二人で、八戸工業大学を中心に3ヶ月行った研修の内容を紹介されました。また、八戸周辺で見学した神社や観光地などの話を、楽しく話してくれました。
報告会終了後、会場を市内に移して、お世話になった石山先生や、佐藤学先生も参加され、お別れ会を行いました。
くらしの違い、気候の違い、文化の違い、いろんな違いを楽しく話すことができました。違いは、異文化は楽しいものです。みなさんで楽しい時間を過ごさせていただきました。
2016年11月28日月曜日
観光まちづくり学会が高崎経済大学で開催されました。
11月19日-20日、高崎経済大学で、観光まちづくり学会(会長:私)が行われました。東北地区の大学で開催され、八戸工業大学でも何度か行われていますが、今年は初めて関東の大学での開催です。
高崎駅の西口です。ペデストリアンデッキでバス停とつながっています。西口北側では、駅前ショッピングセンターが建設されていました。
高崎駅の西口です。ペデストリアンデッキでバス停とつながっています。西口北側では、駅前ショッピングセンターが建設されていました。
駅前通から西を向いて写真をとっています。霧の中に、市役所の
高層ビルが見えます。
会場の高崎経済大学は、市内からバスで10-15分程度で、きれいなキャンパスです。
最初は、高崎市観光課長による基調講演でした。「高崎は、北関東の交通要所でありますが、これこそ高崎の観光名所というものがあまりありません」というような話でしたが、それは謙遜であることがわかりました。
研究発表は、ローカル鉄道と地域振興、観光まちづくり教育、新駅設置、漫画の利用、非物質文化遺産の保護と観光、大学町づくり、買い物行動調査、夜景、民泊など多様な内容でした。
さて、高崎市の刊行ですが、市内では、えびす講市(上の写真は駅前のポスター)が賑やかに開催されていました。
最終日のエクスカーションで訪れた少林山達磨寺(上の写真)にはたくさんの観光客が訪れていました。
また、高台の観音様(白衣大観音)からは、高崎の市街地を眺めることができ、ここにも近隣の方々が休日を楽しんでいる姿を見ることができました。
上の写真は、高崎市役所21階にあるレストランです。交流会場で、一般に公開されているそうです。エレベーターが普通に1階で乗れて、途中階は止まれません。夜景がきれいなレストランで、お薦めです。私たちの交流会とともに、中学校の同窓会が行われていました。
来年は、東洋大学で開催する予定です。
実施委員長の米本先生(高崎経済大学)、ご苦労様でした。
2016年11月25日金曜日
2016年11月12日土曜日
弘前公園の近くで、フォーラム開催
11月5日(土)、弘前文化センターで、青森土木フォーラムが開催されました。
今回のテーマは「くらしと土木-観光」です。
講演は弘前市から「弘前城天守曳屋と公開型工事」、西目屋村から「津軽ダムと観光」。
前者は、土木工事自身を観光資源ととらえた新しい取り組み、後者は、先月竣工の津軽ダムおよび周辺の観光への利用の講演でした。
土木事業が世界文化遺産となって、世界からたくさんの観光客が訪れている場所もあります。上の写真は、国土交通省青森河川国道事務所のポスターの一部で、県内の主な土木遺産を示した地図です。ぜひ、訪れてみてはいかがですか?
講演で、取り上げられた弘前公園を訪ねました。
天守閣が移動して、しばらく橋(下乗橋)の向こうに見ることはできません。
土木構造物が観光資源というのは、城ヶ倉大橋や水源池公園(むつ市)のアーチダムなどたくさんありますが、土木工事自身が観光資源とする公開型工事は、土木への理解を広げるために有効な活動だと思いました。
今回のテーマは「くらしと土木-観光」です。
講演は弘前市から「弘前城天守曳屋と公開型工事」、西目屋村から「津軽ダムと観光」。
前者は、土木工事自身を観光資源ととらえた新しい取り組み、後者は、先月竣工の津軽ダムおよび周辺の観光への利用の講演でした。
引き続き、パネルディスカッションが行われ、観光資源には「物語」が必要との意見がありました。
11月5日、6日には、下の写真の百石町展示館で、土木技術や土木工事に関するポスター展が開催されました。
土木事業が世界文化遺産となって、世界からたくさんの観光客が訪れている場所もあります。上の写真は、国土交通省青森河川国道事務所のポスターの一部で、県内の主な土木遺産を示した地図です。ぜひ、訪れてみてはいかがですか?
講演で、取り上げられた弘前公園を訪ねました。
土木構造物が観光資源というのは、城ヶ倉大橋や水源池公園(むつ市)のアーチダムなどたくさんありますが、土木工事自身が観光資源とする公開型工事は、土木への理解を広げるために有効な活動だと思いました。
2016年11月10日木曜日