「3.11防災フォーラム」に思う
みなさん、こんにちは。
あの大惨事、東日本大震災から9年がたちました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、残念ながら今年の3.11防災フォーラムは中止となりました。基調講演、報告、パネルディスカッションにむけてご準備いただいた皆さん、また、出席を予定していた皆さん、申し訳ありませんが、「中止」にご理解を頂きますようお願い申し上げます。
震災から9年がたち、防潮堤や復興道路の建設が進んできていますが、依然として、かつてのくらしや仕事に戻れず、不安に暮らしている被災者がいます。特に、福島県で発生した原発事故の復興には、非常に大きな時間がかかるとされています。ハードの復興を引き続き進めると同時に、生活再建や心のケアなどの復興が求められているとの報道がなされています。あらためて、多くの亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さんが一日も早く元の暮らしに戻られることをお祈り申し上げます。
災害は、いつやってくるかわかりません。同じ被災を、同じ悲しみを繰り返す社会であってはならないと思います。そのためには、防災に対する備えを忘れてはなりません。大きな災害があったことを伝え続け、防災への意識を高く持つことは、災害に対して強いまちとなるために、安心安全なくらしや産業のために大切です。
私たちの地域では、防災を、人口減少とインフラ老朽化社会の中で進めなければならないという課題があります。人口減少は日本全国で起きていると思いがちですが、激しいのは秋田、青森など北東北地域で、東京などへの若者の人口移動も大きな要因となっています。また、インフラの老朽化、つまり、道路や上下水道、港や鉄道などのくらしや産業の基盤であるインフラが古くなって壊れやすくなっていることも、安全安心に対する大きな課題です。福祉や医療の充実が進んでも、交通のインフラがあやしければ、安全安心なくらしや産業を営むことはできません。
3.11防災フォーラムを八戸市と一緒に主催する八戸工業大学インフラ・防災技術社会システム研究センターは、復興と防災の知の拠点として、人口減少社会におけるインフラのあり方、その維持管理と長寿命化の技術開発ならびに防災・減災のための技術開発、これらを担う人材の育成・社会システム開発などの研究活動に取り組んでいます。現在、地域のみなさんにご支援いただきながら、「手をとりあい、ともに守る」アーチプロジェクト、として活動を進めています。
詳しくは、https://www.arch-pj.net/ でご覧ください。
このフォーラムは、毎年、八戸市と本学との主催、八戸市高等教育連携機関が共催して、関係機関に後援を頂きながら開催してきました。共催頂いている八戸市高等教育連携機関は、八戸市内にある高等教育機関、八戸学院大学、同短期大学部、八戸高専、そして本学の4つの教育機関が2017年に相互の教育研究活動の連携のために設立した組織です。もちろん防災に関する活動も連携して進めております。
私たち、八戸工業大学も引き続き、地域の防災に関する研究を進め、地域に貢献したいと考え、努力して参ります。今回は中止となりましたが、次回には、その成果もご紹介できると思います。引き続き、ご支援をお願いします。
2020年3月9日月曜日
令和元年度 八戸工業大学課外活動表彰伝達式が開催されました。
2月14日、八戸シーガルビューホテルで、令和元年度 八戸工業大学課外活動表彰伝達式と懇親会が開催されました。
今年も、たくさんの学生を表彰することができました。
表彰を受けた個人・団体のみなさん、おめでとうございます。
みなさんの努力を高く評価するとともに、その活躍が学生・教職員、そして地域のみなさんに元気を与えてくれていることに感謝します。
指導や支援をいただいた教職員、外部コーチ、卒業生、地域のみなさんに感謝申し上げます。長く指導していただき功労賞を受賞された三上さん中田さん、ありがとうございました。引き続きのご指導・ご支援をお願いします。
課外活動は、目標に向かって取り組むことで、技術力とともに人間力を向上させてくれます。たとえ、目標に到達できなくても、それに向かって継続した努力は、自分自身を確実に成長させてくれています。卒業されるみなさん、自分の力に自信をもって進路に向かってください。
最後に、学友会の皆さん、会の準備、進行など、りっぱに実施していただき、ありがとうございました。
今年も、たくさんの学生を表彰することができました。
表彰を受けた個人・団体のみなさん、おめでとうございます。
みなさんの努力を高く評価するとともに、その活躍が学生・教職員、そして地域のみなさんに元気を与えてくれていることに感謝します。
指導や支援をいただいた教職員、外部コーチ、卒業生、地域のみなさんに感謝申し上げます。長く指導していただき功労賞を受賞された三上さん中田さん、ありがとうございました。引き続きのご指導・ご支援をお願いします。
課外活動は、目標に向かって取り組むことで、技術力とともに人間力を向上させてくれます。たとえ、目標に到達できなくても、それに向かって継続した努力は、自分自身を確実に成長させてくれています。卒業されるみなさん、自分の力に自信をもって進路に向かってください。
最後に、学友会の皆さん、会の準備、進行など、りっぱに実施していただき、ありがとうございました。
2020年2月16日日曜日
台湾を訪問してきました。
例年、青森市で開催されている産学官金ラウンドテーブルRTは、2019年12月12日、台湾の台北市で開催されました。この会議は、青森県工業会などの「産」、弘前大学と八戸工業大学の「学」、青森県の「官」、および地方銀行などの「金」、さらに研究支援機関が集まって、変革する時代にふさわしい地域の活動について意見交換し、提言等を行う会議です。今回は、知事(議長)をはじめとするRT会員が、「青森県と台湾の交流促進」をテーマに、台湾を訪問し台湾関係者との意見交換や交流が行われました。
翌日には、高雄市にある国立高雄科技大学や金属工業研究発展センターを訪問しました。
台北から高雄市までは、新幹線で1時間半くらいです。
国立高雄科技大学の本館入り口には、八戸工業大学を歓迎するポスターが掲示されていました。
国立高雄科技大学楊学長や関係者とお互いの大学の教育研究活動を紹介し、これからの交流について意見交換しました。
右が楊学長
学内見学では、ソーラーカーの取り組みを紹介されました。
本学と同じく、オーストラリア縦断のレースに参加しているそうです。
同じ高雄市にある金属工業研究発展センターも訪問させていただきました。
職員数が約1000人という研究センターで、技術や技能に関する資格認定に関わる研修も行われていました。
金属材料に加え、産業やくらしに応用されるセンサー開発、情報技術開発なども盛んに研究されており、それらの活動では企業や大学とも連携しているそうです。
いずれの会議や訪問でも、本学の研究活動として研究ブランディング活動について説明しました。人口減少やインフラ老朽化は共通の課題のようです。また、台湾も地震の多いところです。写真はホテルの近くの高架橋ですが、落橋防止装置が装備されていました。
青森からの直行便で4時間半と近いので便利な海外ですが、12月に伺うと、約20度の気温差があります。気温差も楽しみですが、服装を考えてお出かけください。
台湾でお世話になった皆さん、会議運営でお世話になった青森県の皆さん、
ありがとうございました。
2019年12月23日月曜日
「つくるはしかみ」が開催されています。
創生デザイン学科の皆川研究室「つくるはしかみ実行委員会」が主催する作品展が、八戸工業大学、道の駅はしかみ、ふるさと河川公園ほかで開催されています。
本学創生デザイン学科の学生の作品を中心に、階上町のあっちこっちで公開されています。
下の2枚は、道の駅はしかみです。店内に大きな写真も飾られています。
下の写真は、階上駅から八戸寄りの海岸に置かれた展示です。
周りの海岸の景色がすばらしい。
下の写真は、ふるさと河川公園です。
河川と岩肌のきれいな岩山、それに吊橋も楽しめます。
階上町のあっちこっちで開催されていますので、海も山も里もある階上町の魅力を巡ることができます。
作品展示だけではなく、ワークショップなども開催されます。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
https://sites.google.com/hi-tech.ac.jp/tsukuru-hashikami
本学創生デザイン学科の学生の作品を中心に、階上町のあっちこっちで公開されています。
上の2枚は、八戸工業大学メディアセンターロビーです。
下の2枚は、道の駅はしかみです。店内に大きな写真も飾られています。
下の写真は、階上駅から八戸寄りの海岸に置かれた展示です。
周りの海岸の景色がすばらしい。
下の写真は、ふるさと河川公園です。
河川と岩肌のきれいな岩山、それに吊橋も楽しめます。
階上町のあっちこっちで開催されていますので、海も山も里もある階上町の魅力を巡ることができます。
作品展示だけではなく、ワークショップなども開催されます。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
https://sites.google.com/hi-tech.ac.jp/tsukuru-hashikami
2019年12月6日金曜日
自動車工学コース、整備コンテストで快挙
本コンテストは、2名1チームとした17チームが、学科50点、実技50点の合計点数で競うコンテストで、本学チームは、最も難しい電装系統の故障診断実技において、審査員から「ほぼ完ぺきにできていた」との評価を頂きました。 1位:蛯名 雄真(八戸北)、佐野 史知(五戸)
2位:橋本 祥苑(工大一)、濱浦 匠(星槎国際)
3位:本田 翔馬(苫⼩牧⼯業)、佐藤 朋輝(宮城県佐沼) 11月5日、指導いただいた浅川拓克先生と、担当されている大黒正敏先生とともに、学長室に報告に来てくれました。
みなさん、おめでとうございます。
2019年11月8日金曜日
第2回HIT-ENU科学フォーラムが開催
9月23日から29日にわたって、第2回HIT-ENU科学フォーラムが開催されました。
写真集1 写真集2
〇また、期間中25日までは本学を中心に八戸市を会場に開催され、26日からは東京を会場に開催されました。東京海上の実施については、日本工営株式会社中央研究所のみなさんにお世話になりました。御礼申し上げます。
写真集1 写真集2
〇八戸工業大学(HIT)は,カザフスタンのユーラシア国立大学(ENU:ヌルスルタン市)およびカザフスタン建築土木先端大学(KazGASA:アルマティ市)と連携協定を締結しています。ヌルスルタン市は平原に位置する寒冷な地域であり,アルマティ市は背面に山脈を有し地震や泥流などの災害をたびたび受けている地域で、青森県あるいは八戸市の環境と類似しています。ヌルスルタン市で2018 年に行った第1回目のフォーラムでは、自然環境に即して整備される社会基盤整備について技術・研究交流を行いました。第2回目となる今回は、「持続的都市開発と防災」をテーマとし、防災も含めた都市の継続的発展及び保全等に関する技術・研究、技術者間の技術交流を目的とし開催しました。
〇このフォーラムは、八戸市市制施行90 周年記念事業の一環として開催されました。
ご協力いただいた八戸市をはじめ、八戸学院大学,同短期大学部,八戸工業高等専門学校,地盤工学会(日本),カザフスタン地盤工学会KGS,国際地盤工学会ISSMGE,KGS-Astana, LLP,KazNIISA,JSC,(一財)青森県工業技術教育振興会、公益社団法人日本技術士会東北本部青森県支部、(公財)青森県建設技術センター、(公財)インテリジェント・コスモス学術振興財団のみなさんに感謝申し上げます。
〇また、期間中25日までは本学を中心に八戸市を会場に開催され、26日からは東京を会場に開催されました。東京海上の実施については、日本工営株式会社中央研究所のみなさんにお世話になりました。御礼申し上げます。
2019年10月4日金曜日
2019年9月12日木曜日