2019年12月23日月曜日

 例年、青森市で開催されている産学官金ラウンドテーブルRTは、20191212日、台湾の台北市で開催されました。この会議は、青森県工業会などの「産」、弘前大学と八戸工業大学の「学」、青森県の「官」、および地方銀行などの「金」、さらに研究支援機関が集まって、変革する時代にふさわしい地域の活動について意見交換し、提言等を行う会議です。今回は、知事(議長)をはじめとするRT会員が、「青森県と台湾の交流促進」をテーマに、台湾を訪問し台湾関係者との意見交換や交流が行われました。






翌日には、高雄市にある国立高雄科技大学や金属工業研究発展センターを訪問しました。
台北から高雄市までは、新幹線で1時間半くらいです。

国立高雄科技大学の本館入り口には、八戸工業大学を歓迎するポスターが掲示されていました。


国立高雄科技大学楊学長や関係者とお互いの大学の教育研究活動を紹介し、これからの交流について意見交換しました。

右が楊学長


学内見学では、ソーラーカーの取り組みを紹介されました。
本学と同じく、オーストラリア縦断のレースに参加しているそうです。





 同じ高雄市にある金属工業研究発展センターも訪問させていただきました。
職員数が約1000人という研究センターで、技術や技能に関する資格認定に関わる研修も行われていました。




金属材料に加え、産業やくらしに応用されるセンサー開発、情報技術開発なども盛んに研究されており、それらの活動では企業や大学とも連携しているそうです。



いずれの会議や訪問でも、本学の研究活動として研究ブランディング活動について説明しました。人口減少やインフラ老朽化は共通の課題のようです。また、台湾も地震の多いところです。写真はホテルの近くの高架橋ですが、落橋防止装置が装備されていました。


青森からの直行便で4時間半と近いので便利な海外ですが、12月に伺うと、約20度の気温差があります。気温差も楽しみですが、服装を考えてお出かけください。

台湾でお世話になった皆さん、会議運営でお世話になった青森県の皆さん、
ありがとうございました。







長谷川明 Akira HASEGAWA

八戸工業大学第10代学長。

青森県弘前市出身。教授、工学博士。専門は構造工学、橋梁工学など。

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