2017年7月2日日曜日


6月21日、カザフスタンの国立ユーラシア大学ENUと交流協定を結びました。そこで、カザフスタン、大学のある首都アスタナ市、そしてENUを少し紹介します。
 

最初にカザフスタンです。
上の図は、本学との協定校4大学の位置を示しています。
 
カザフスタンは、中央アジアの国です。アジアとヨーロッパの間にあるとも言えます。西にカスピ海、東は中国、南は天山山脈、北はロシア。面積は日本の7倍、アジアでは第3位です。
国土の大部分が、砂漠や乾燥したステップ。草原の大国です。

アスタナは、カザフスタンの新しい首都です。黒川紀章によるマスタープランで建設された都市です。

 

市の中心部にイシム川が流れています。両岸に散歩道があったり、川ではカヌーや観光船も。


市中心部の東西に、札幌の大通りのような広い道路と、その中心に公園が整備されています。万博が開催されていることもあって、多くの装飾で華やかです。上の写真の中央奥に見える塔が、市全体を見渡せる展望台になっています。

 
市中心部のまさに中心です。円周上に建設されたオフィスビルです。
 
 
中心部にはオフィス街やショッピングセンターが整備され、周辺部に中層から高層の住宅街が広がっています。多くの市民は、上の写真のようなアパートで暮らしています。
 
 
国立ユーラシア大学
アスタナ市の中心部に近い住宅街の中に、国立ユーラシア大学ENUがあります。下の写真は、大学の本館です。手前の駐車場やバス停から、大学へ入ります。
 
 
下の写真は、工学部周辺です。
撮影した日は、大学受験の日で、多くの受験生が集まっていました。


 
本館内の中庭で、左手に大学の博物館があり、カザフスタンやアスタナの歴史を展示しています。
 

アスカル教授の実験室には、これまでの記念写真が飾っていました。
本学でアスカル教授が講演したときの記念写真も。懐かしい写真です。



カザフスタンの文化や生活については、東西の交差点だけに興味深いものがあります。
下の写真は、ミルクですが、左はラクダ、右は馬のミルクです。ここでは、めずらしい飲み物ではなく、ショッピングセンターで普通に売っています。


以上、紹介まで




長谷川明 Akira HASEGAWA

八戸工業大学第10代学長。

青森県弘前市出身。教授、工学博士。専門は構造工学、橋梁工学など。

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