Archive for 5月 2016

若手研究・学生チャレンジ発表会


先週、若い人向けの二つのプログラムの成果発表会が本学メディアセンターで開催された。
5月26日(木)は、学内外の若手研究者が対象となっている研究発表会。私の場合、これまで研究発表と言えば、橋梁工学や構造工学、少し広くなっても土木工学や教育論。それらに比べ、この日の研究テーマは、工学系が多いものの、スポーツから文系や生物系まで。本学の研究活動の幅の広さと深さを体感させられた。期待される若手教員の活動を頼もしく思った。



5月27日(金)は、学生のチームが、一定の目的・目標を設け、具体的な活動を行うチャレンジの成果発表会。ジオラマ制作、アプリ開発、景観修復、観光広報、アート、食品開発、自動車制作など、学生のアイデアで企画立案、制作・製作、展示・展開がなされ、マスコミに紹介、市民に提供されているチャレンジも。専門的知識を背景としたチャレンジも。参加学生は、活動を通して、チームワーク力、課題解決能力、コミュニケーション力など社会が必要としている大きな力を身につける機会を得たと考えている。今後の活躍を期待したい。



2016年5月31日火曜日

30年ぶりの再会:長谷川研究室第9期生同期会

5月21日土曜日、市内の炉端焼き屋で、30年ぶりの卒業生と再会できた。昭和59年土木工学科に入学し、長谷川研究室の同期生として卒業した第9期生である。災害派遣対応などの都合で参加できなかった3名は残念だったが、新潟県、茨城県各1名、青森県3名の5名が集まった。
話題は近況報告。仕事の話、技術者不足。みんな土木屋。技術的な話題は共通。新設工事より維持管理。インフラ老朽化。災害。会社のパンフレット持参も。
追って、家族の話。子供の大学進学、就職試験、なかには結婚も。いろんな悩みがあるらしい。深刻な悩みより、楽しい悩みのようだ。そういえば、もう50代。
なつかしい話も。研究室でスキーに行った、キャンプに行った、などなど。私の子供の話も、遊んでくれた。あまり研究室で勉強した話はない。愉快なのは、スキーに行って捻挫し病院に行った学生が、フランスのアルプスにスキーに行ってきた話。
最初は、名前がおぼつかなかった私も、なつかしい映像を思い出し、名前が確定した。名前が思い出せた頃、お別れした。
祈再会。
2016年5月28日土曜日

第45回体育祭-楽しかったですー



今日、5月27日は、第45回八戸工業大学体育祭。天候は上々。前日の強い雨で一部の競技は変更になったようですが、楽しい時間を過ごさせてもらいました。「ました」と書きましたが、まだ競技継続中で、「閉会式は15:30からです」とのアナウンスが流れています。卓球、バレーボール、バトミントン、バスケットボール、ドッチビー、硬式テニスなど、それにウォークラリー、綱引き、体力測定も行われています。体育館やグランドでの、大きな声援が楽しさを伝えてくれているようです。普段、体を動かすことが少ない学生も、この時間にはスポーツをエンジョイしてほしいと思います。私自身も、硬式テニスに参加させてもらいました。応援してくれたみなさん、ありがとうございました。審判やボールボーイをしてくれた硬式テニスクラブの皆さん、ご苦労様でした。
この体育祭は、体育会のみなさんや、体育系部活のみなさん、そのほか多くの協力者で準備や運営をしていただいています。みなさんのおかげで楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。


2016年5月27日金曜日

熊本地震-本学卒業生の活動-


今週末、同期生が集まって交流会を計画していましたが、その中の一人が急遽欠席となりました。「熊本地震の被災地への支援にいくので欠席します。」との連絡をいただきました。八戸工業大学土木工学科9期生で、現在さいたま市に勤務しているYさんです。
Yさんは現在、熊本市に災害派遣で出向き、避難施設となっている中学校で、日中は支給物資の配給、夜間は避難施設の施錠、夜間の不審者の出入りを防ぐ見回り、大きな余震があった場合の誘導などを行っているそうです。現在は、被災者が日常の生活を取り戻すための手助けが中心とのことです。
テレビや新聞を見ていると、仮設住宅の建設やインフラノ復旧がなかなか思うように進まないため、精神的・肉体的な疲労が課題となっていることが報じられています。
被災者も支援のみなさんも、健康に気をつけてください。
早く復旧、復興に進まれることを祈っております。
2016年5月19日木曜日

自動採譜装置とジャズ演奏会



本学の小坂谷壽一教授が開発した自動採譜装置の紹介と、D. Matthews氏とその仲間たちの演奏会が、5月16日、多目的ホールで行われました。会場には、多くの学生と市民、また多くのテレビや新聞の取材陣が集まりました。最初に、先生から楽譜の歴史と開発の経緯の説明があり、先生自身が三味線教室で譜面がなく暗譜で伝えられてきていることを知ったこと、楽譜が早くからあった西欧に比べアジア各地には楽譜のない音楽がたくさんあるとの説明がありました。その上で、楽譜のない音楽の伝承のために自動採譜装置を開発し、すでに50曲を譜面化し教育機関に寄贈することなどの説明がありました。
その後、小坂谷壽一先生の三味線演奏、続いてD. Matthews氏とその仲間たちによるジャズ演奏が行われ、グラミー賞にも輝いた同氏の演奏を、直接聴ける喜びをみんなで味わいました。
八戸工業大学で、このような地域の文化継承に関わる活動が行われていることを、関係のみなさんに感謝したいと思います。そして、この技術を必要としている世界の多くの地域に展開されて、各地の音楽が伝承されることを期待します。
音楽は、ひとに勇気や喜びを与えるものですから。
2016年5月17日火曜日

硬式野球部の応援に行ってきました。



5月15日(日)、市内の東運動公園野球場へ、本学硬式野球部の試合の応援に行ってきました。この春、北東北大学野球連盟の一部リーグに復帰した硬式野球部の応援です。4月21日、春季リーグ開幕前に、大学の中庭で壮行会を行って送り出した選手たちが、どんな様子でやっているか見たくなって応援に行ってきました。相手は強豪の八戸学院大学です。1回表裏は、互いに無得点で始まった試合でしたが、たびたびチャンスを作った八戸工業大学が、いま一歩まで攻めながら得点できない間に、八戸学院大学はチャンスのたびに得点を積み重ねる展開で試合は終了しました。
結果は残念ですが、元気に、一生懸命、チーム一体となって取り組んでいる学生諸君の姿を見ることができ、うれしく思いました。高いレベルの野球に少しでも近づこうと、努力を続けているのだと思います。
応援席には、保護者、卒業生、OB教職員、それに福士憲一前部長ら教職員のみなさんがきていました。
勝敗はともかく、楽しい時間でした。
いい試合を続けてください。
2016年5月15日日曜日

マリエント「ちきゅう」たんけんクラブ発足式


5月14日(土)八戸市水産科学館マリエントで、平成28年度の「ちきゅう」たんけんクラブの発足式が行われ、みんなでサケの放流を行いました。
最初に、3階のウミネコシアターで発足式が行われ、吉井館長や来賓の挨拶のあと、クラブに協力しているJAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の特別講演が行われました。会場には、たくさんのクラブのジャケットを着た会員と保護者が集まっていました。
発足式閉会後、参加者で、サケの稚魚を放流しました。昨年度のクラブの活動で受精させ、マリエントで育てた稚魚だそうです。マリエントの前浜で「元気で!」と放流しました。私も、子供たちといっしょに放流しました。海に放されたサケは、北太平洋まで行って成長するそうです。長い旅に出て行きました。
この「ちきゅう」たんけんクラブに、本学の学生、清川裕君(システム情報工学科2年)が参加しています。クラブは開設されてから9年目だそうですが清川君は、第1回から参加し、今はシニア会員として、子供たちの「たんけん」をサポートしているようでした。未知への探究心は、きっと本学での活動を意欲的にしてくれていると思います。
みなさんの活動に大きな実りがあることを祈っています。




(写真の後方に見える青い建物がマリエントです。)

2016年5月14日土曜日

【熊本地震】学生・教職員が義援金を送ります。

今日の昼休みの学内放送で、熊本地震で被災された皆さんへの募金活動を行った学友会のみなさんから、「集めた募金を熊本市に送ります」とのお知らせがありました。4月21日から29日までの期間の昼休みを使って、学内で募金活動をした結果、137,895円が集まったとのことです。募金に協力いただいた学生/教職員への感謝のメッセージが放送されました。
 学友会、学生、そして教職員のみなさんの暖かい配慮を、うれしく思うとともに感謝申し上げます。
 ここ八戸も地震や津波の被災を経験しています。特に、約20年前の三陸はるか沖地震や5年前の東日本大震災で大きな被災を体験しています。熊本地震で被災したみなさんが、一日も早く元気になられることを心から祈っています。
2016年5月7日土曜日

長谷川明 Akira HASEGAWA

八戸工業大学第10代学長。

青森県弘前市出身。教授、工学博士。専門は構造工学、橋梁工学など。

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